今回はPythonでのログ出力の方法をご紹介いたします。

 

・ログの種類
ログ出力には下記のような種類があります。
　・debug：デバッグ用のログ
　・info：想定通りの処理が行われた時の確認用ログ
　・warning：想定外の問題が発生する場合のログ（処理を継続して実行する場合）
　・error：想定外の問題が発生する場合のログ（処理を継続して実行できない場合）
　・critical：プログラムが実行できない重大な問題がある場合のログ

 

各ログは下記のように出力します。

【出力結果】
WARNING:root:warning
ERROR:root:error
CRITICAL:root:critical

※デフォルトではコンソールにはdebugとinfoは出力されません。

・ログレベル設定
ログのレベルを設定することで、出力するログを設定することが出来ます。
ログのレベルには下記のような種類があります。
　・DEBUG
　・INFO
　・WARNING
　・ERROR
　・CRITICAL
レベルを設定することで、ユースケースに応じたログのみを出力することが出来ます。
レベルの設定は下記のように行います。

【出力結果】
DEBUG:root:debug
INFO:root:info
WARNING:root:warning
ERROR:root:error
CRITICAL:root:critical

 

・テキストファイルで出力
下記のように記述すると指定のフォルダにログファイルを出力することが出来ます。

 

出力したファイル

 

出力したファイルの内容

 

・まとめ
今回はPythonでのログ出力を紹介しました。
システムの実行ログを出力することで、バグなどの発見に役立ちます。
Pythonでの開発をする際はぜひ活用してみてください。

 

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