Pythonの基礎 ~比較演算子~
今回は条件式なので使われる比較演算子について解説いたします。
・比較演算子とは
式や値の比較を行い、その結果を真偽値(True/False)を返す演算子を比較演算子という
・A==B
この演算子は値が等しいか判断します。
下記のように比較する変数の値が等しいとき、Trueを返します。
【出力結果】
True
下記のように比較する変数の値が等しくないとき、Falseを返します。
【出力結果】
False
・A<B、A>B
この演算子は大きさを比べる時に使用します。
下記のように変数aより変数bの値が大きいとき、"<"を使用するとTrueを返し、
">"を使用するとFalseを返します。
【出力結果】
True
False
下記のように変数bより変数aの値が大きいとき、"<"を使用するとFalseを返し、
">"を使用するとTrueを返します。
【出力結果】
False
True
上記の結果からわかるように、この演算子を使用する際は変数の順番と演算子の向きが重要となります。
・A<=B、A>=B
この演算子は大きさを比較する時、等しい時もTrueにしたい場合に使用します。
下記のように変数aより変数bの値が大きいとき、"<="を使用するとTrueを返し、
">="を使用するとFalseを返します。
【出力結果】
True
False
下記のように変数aと変数bの値が等しい時、">="と"<="どちらを使用してもTrueを返します。
【出力結果】
True
True
・A!=B
この演算子は値が等しくない時にTrueを返したい場合に使用します。
下記のように変数aと変数bの値が等しくない時、Trueを返します。
【出力結果】
True
下記のように変数aと変数bの値が等しい時、Falseを返します。
【出力結果】
False
・まとめ
今回は比較演算子について紹介しました。
条件分岐などの処理を書く際に参考にしてください。
弊社はソフトウェア開発の事業を行っております。
弊社ではまだまだ社員を募集しています。
ぜひ興味のある方は応募を検討してみてください。