今回はMySQLを用いたデータベースの操作を紹介したいと思います。

 

・SQLとは
SQLはデータベース言語のひとつで、データベースの定義や操作を行うことができます。
SQLはISO（国際標準化機構）で規格が標準化されています。

 

・CREATE
下記のように記述・実行することで、データベースやテーブルを作成することができます。
データベース作成の場合："CREATE DATABASE データベース名;"
テーブル作成の場合："CREATE TABLE テーブル名 (カラム名 カラム名の型, ……);"

 

またデータベースを選択して操作を行う場合、下記のように"USE"を使用することで、
特定のデータベースを選択した状態で操作することができます。
"USE データベース名"

 

・SHOW
下記のように記述・実行することで、データベースやテーブルを確認することができます。
データベース一覧確認の場合："SHOW DATABASES;"
テーブル一覧確認の場合："SHOW TABLES;"
テーブルの構造を確認："SHOW columns FROM テーブル名;"

 

・ALTER
下記のように記述・実行することで、テーブルのカラム操作をすることができます。
カラムの追加："ALTER TABLE テーブル名 ADD (カラム名　カラムの型);"　※2つ以上ある場合、","で区切る
カラムの修正："ALTER TABLE テーブル名 CHANGE 古いカラム名 新しいカラム名 新しいカラムの型;"
カラムの削除："ALTER TABLE テーブル名 DROP カラム名;"

 

・INSERT
下記のように記述・実行することで、データを登録することができます。
全てのカラムに値を入れる："INSERT INTO テーブル名 VALUES(値１,値２,値3);"
特定のカラムのみに値を入れる："INSERT INTO テーブル名(カラム名１,カラム名2) VALUES(値１, 値２);"

 

・SELECT
下記のように記述・実行することで、データを取得することができます。
テーブルにあるレコード全て取得："SELECT * FROM テーブル名;"
特定のカラムだけ取得："SELECT カラム名 FROM テーブル名;"

 

・UPDATE
下記のように記述・実行することで、データを更新することができます。
特定の条件で一括更新："UPDATE テーブル名 SET 変更内容 WHERE 条件;"

 

・DELETE
下記のように記述・実行することで、データを削除することができます。
特定の条件のデータを削除："DELETE FROM テーブル名 WHERE 条件;"

 

・DROP
下記のように記述・実行することで、データベースを削除することができます。
データベースの削除："DROP DATABASE データベース名;"
テーブルの削除："DROP TABLE テーブル名;"

 

・まとめ
今回はMySQLを用いたデータベースの操作を簡単に紹介いたしました。
データベースをシステムに組み込むと機能の幅が広がります。
ぜひ活用してみてください！

 

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